
エニタイムフィットネスには休会の制度があります。ケガや出産、長期出張などで一定期間通えないときに、退会せず会員資格を残したまま休むことができます。
ただし、押さえておきたい点が2つあります。休会は無料ではありません。そして手続きの締め日が、休会したい月の「前月」10日と、退会より1か月早く設定されています。
ここでは休会の仕組みと手続きの流れ、そして退会とどちらを選ぶかの考え方を整理します。記載は、エニタイムフィットネス利用規約(2025年11月1日改訂版)に基づいています。
休会はできる。ただし費用はかかる
規約で定められている休会の骨組みは、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 単位 | 月単位 |
| 手続きの場所 | 在籍している店舗に来店 |
| 手続きできる人 | 本人、または法律上の権限を確認できる代理人 |
| 受け付けない方法 | 電話・電子メール・ファックス等 |
| 必要なこと | 所定の休会届に記入して提出 |
| 費用 | 別に定める休会費が発生(公式のよくあるご質問では月1,100円・税込) |
| 復帰 | 期間終了後に自動(手続き不要) |
注意したいのは費用です。規約には「休会する会員は、別に定める休会費を支払う」とあり、休会中も費用は発生します。「休会すればお金がかからない」わけではありません。なお、手続きに行く日がノースタッフデーにあたると受け付けてもらえません。
金額は規約には書かれていません。規約は「別に定める休会費」としか定めていないためです。ところが、公式のよくあるご質問では、休会費は月1,100円(税込)と案内されています(2026年9月14日確認)。ただし会員規約では会費などの費用は加盟店が定めるとされているため、所属店舗でもご確認ください。
規約だけを読んでも金額は分かりません。載っているのは、よくあるご質問のほうです。
締め日は「前月10日」
ここが最も間違えやすい部分です。
| 手続きした日 | 休会が始まる日 |
|---|---|
| 休会したい月の前月1日〜10日 | 希望した月の1日から |
| 前月11日以降 | 翌々月の1日から |
具体例で見ると、こうなります。
- 8月から休会したい → 7月10日までに手続き → 8月1日から休会
- 7月12日に手続き → 休会開始は9月1日。8月分は通常の会費が発生する
2日の差で、通常会費を1か月分よけいに払うことになります。
退会の締め日とは1か月ずれています
同じ「10日」でも、退会と休会では基準になる月が違います。
- 退会:退会したい月の当月10日まで
- 休会:休会したい月の前月10日まで
休会のほうが1か月早く動く必要があります。「10日までに行けばいい」とだけ覚えていると、休会では間に合いません。
どちらを選ぶか迷っている段階であれば、退会・休会の選び方で3つの選択肢を比べられます。
休会手続きの流れ
- 在籍店舗のスタッフ受付時間を調べる
- 休会できる期間を店舗に確認する(公式には記載がありません)
- 休会したい月の前月10日までに来店する
- 休会届に記入し、休会の終了日を決めて提出する
- 控えを受け取り、休会の開始日と終了日を確認する
在籍店舗の連絡先や受付時間は、公式サイトの店舗検索ページから調べられます。
スタッフがいない時間帯には手続きできません。24時間営業でも、手続きができるのはスタッフ受付時間のみです。手続き以外に何ができないかは深夜のエニタイムでできないことにまとめています。
手続きが完了しないと休会になりません
規約では、休会の手続きが完了しない場合は休会扱いにならず、通常の会費が発生し続けると定められています。
「休みたい」とスタッフに口頭で伝えただけでは成立しません。休会届を提出し、控えを受け取るところまでが手続きです。
来店したのに用紙を書いていない、記入したが提出できていない、といった状態になっていないかを確認してください。
復帰の手続きは要りません
休会からの復帰について、規約はこう定めています。
休会していた会員は、休会届に記載した終了日が過ぎると、自動的に月単位で復帰扱いになります。復帰の手続きは必要ありません。そして復帰した月から、通常の会費に戻ります。
つまり休会届を出す時点で、いつまで休むかを決めておく必要があります。「とりあえず休んで、戻れるときに連絡する」という形ではありません。
終了日を過ぎれば自動的に会費が戻るため、まだ通えないのに会費だけ発生していたという事態が起こり得ます。休会届の終了日は控えで確認し、手帳やカレンダーに入れておいてください。
休会と退会、どちらを選ぶか
金額が店舗ごとに違うため決まった答えはありませんが、判断の手順は共通です。
休会している間に会費が改定されることもあります。据え置きの扱いはエニタイムの会費改定にまとめています。
① 通えない期間の見通しを立てる
1〜2か月なのか、半年なのか、それとも当面戻る予定がないのか。
② 通常の月会費を確認する
休会費は公式のよくあるご質問で月1,100円(税込)と案内されています。比べる相手になるのは、自分の店舗の月会費のほうです。
③ 休む期間分の休会費と、退会して入り直す場合の費用を比べる
退会すると会員資格がなくなるため、戻るときは入会手続きが必要です。入会時には、規約上利用開始月とその翌月分までの会費を支払う仕組みになっています。入会金などの初期費用が別途かかる店舗もあります。
そのため、「休会費 × 休む月数」と、「退会して後日入り直す場合の初期費用」を比べる形になります。休む期間が短いほど休会が有利になり、長いほど退会が有利になりやすい構造です。
戻る予定がまったく立たないのであれば、休会費を払い続けるより一度退会したほうが負担は軽くなります。
手続き前に確認しておきたいこと
規約に定めがなく、店舗ごとの運用になる項目があります。来店前に問い合わせておくと確実です。
- 休会できる期間に上限はあるか(公式には記載がありません)
- 休会できる期間に上限はあるか(規約に定めがありません)
- 休会中に施設を利用できるか(規約に定めがありません)
- 休会の延長はできるか
- スタッフ受付時間
- 手続きに必要な持ち物
特に「休会中にジムを使えるか」は、規約に記載がないため断定できません。店舗に確認してください。
よくある疑問
休会中にジムを使えますか
規約には休会中の施設利用について定めがありません。店舗ごとの運用になるため、在籍店舗に確認してください。
なお、休会に関係なく入館できない場合の原因は入館できないときの対処にまとめています。
休会できる期間に上限はありますか
規約では休会の期間について上限が定められていません。ただし店舗ごとに運用が異なる可能性があるため、休会届を出す前に確認してください。
復帰するとき手続きは必要ですか
必要ありません。休会届に記載した終了日を過ぎると、自動的に月単位で復帰扱いになります。復帰した月から通常の会費に戻ります。
休会と退会、どちらが安く済みますか
休む期間の長さによります。休会費は公式のよくあるご質問で月1,100円(税込)と案内されています。これと、自分の店舗の通常の月会費、退会後に入り直す場合の初期費用を並べて、休む月数をかけ合わせて比べてください。短期間なら休会、長期なら退会が有利になりやすい形です。
退会して入り直す場合に何がかかるかは、エニタイムの再入会にまとめています。
休会の手続きを忘れたらどうなりますか
休会扱いにはならず、通常の会費が発生し続けます。前月10日を過ぎた場合は、休会の開始が翌々月の1日まで延びます。
公式の案内は、エニタイムフィットネスのよくあるご質問ページにもまとまっています。
まとめ:休会は「前月10日まで」に動く
エニタイムフィットネスの休会で押さえる点は次のとおりです。
- 休会制度はある。ただし休会費がかかる(公式のよくあるご質問では月1,100円・税込)
- 手続きは在籍店舗への来店のみ。電話・メール・ファックスは受け付けられない
- 締め日は休会したい月の前月10日。11日以降だと開始が翌々月1日になる
- 手続きが完了しないと休会にならず、通常の会費が発生する
- 復帰は自動。休会届に書いた終了日で通常会費に戻る
- 休会できる期間の上限と、休会中の施設利用については規約に定めがない
金額はもう分かっています。残っているのは休会できる期間に上限があるかで、これは公式に記載がないため在籍店舗に問い合わせてください。そのうえで、前月10日に間に合うように来店予定を立てます。
※本記事は、エニタイムフィットネス利用規約(2025年11月1日改訂版)および公式サイトの内容をもとに、2026年7月27日時点で確認して作成しています。
※休会費は公式のよくあるご質問の記載(2026年9月14日確認)です。受付時間・運用は店舗によって異なり、変更される場合があります。最新かつ正確な内容は、在籍店舗または公式サイトでご確認ください。
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