
引っ越しや転勤で通う店舗が変わるとき、エニタイムフィットネスを退会する必要はありません。会員は利用開始日から、日本国内のエニタイムフィットネスを利用できるためです。
ただし、知っておきたい仕組みがあります。在籍している店舗より他の店舗を主に使っていると判断されると、自動的に「移籍」させられることがあります。そして移籍すると、会費が変わります。上がる場合もあります。
ここでは移籍の仕組みと、引っ越したときに必要な手続き、そして退会・他店舗利用との使い分けを整理します。記載は、エニタイムフィットネス利用規約(2025年11月1日改訂版)に基づいています。
引っ越しても、退会しなくてよい
規約では、会員は利用開始日から、在籍している店舗のほかにすべてのエニタイムフィットネスを利用できると定められています。在籍期間などの条件はありません。
つまり引っ越し先に店舗があるなら、退会せずにそのまま通えます。退会して入り直すと、入会時に利用開始月とその翌月分までの会費を支払う仕組みになるため、費用面でも不利になりがちです。
なお、日本国外のエニタイムフィットネスには別の規約が適用されます。海外転勤の場合は、現地の規約を確認してください。
「移籍」とは何か
移籍とは、在籍する店舗そのものが変わることです。ここが他店舗利用との違いです。
| 他店舗利用 | 移籍 | |
|---|---|---|
| 在籍する店舗 | 変わらない | 変わる |
| 支払う会費 | 元の店舗の会費 | 移籍後の店舗の会費 |
| ロッカー・水素水などの付随契約 | そのまま | 引き継がれない |
自動的に移籍させられる場合があります
ここは、あまり知られていない部分です。
規約には、在籍している店舗より他の特定の店舗を主に利用していると所定の基準で判断された場合の扱いが定められています。その場合、文書または電子メール等の通知によって、自動的に移籍させられることがあります。
自分で申し出ていなくても、利用の実態から移籍になり得るということです。引っ越し後に新しい店舗ばかり使っていると、この対象になる可能性があります。
なお「所定の基準」の中身は規約に書かれていません。どの程度の利用で判断されるかは公開されていないため、断定はできません。
会費は移籍後の店舗のものになります
会費は加盟店ごとに定められています。そのため移籍すると、支払う金額が変わります。
規約には、移籍後の会費が移籍前より高額となる場合もあると明記されています。安くなる場合もありますが、上がる可能性を前提に考えておくほうが安全です。
ロッカーなどの契約は引き継がれません
移籍前の店舗で契約していたロッカー等の付随契約は、移籍後の店舗には引き継がれないと定められています。
ロッカーを使っている場合は、中の荷物をいつまでに引き取るのか、契約はどう終わるのかを、移籍前の店舗に確認してください。
水素水サーバーの契約も引き継がれません
運営者が受け取った水素水サーバーの契約書面には、移籍したときの扱いが定められていました。
- 移籍日をもって、水素水サーバー会員の資格を失う
- ICタグは移籍元の店舗に返却する
- 移籍先でも使いたい場合は、移籍先の店舗で改めて申込書を出す
そもそも移籍先に水素水サーバーがあるとは限りません。設備は店舗ごとです。費用と契約範囲はエニタイムの水素水サーバーにまとめています。
自分から店舗を変えたいときは
規約に定められている移籍は、店舗側の判断で行われる形です。会員から移籍を申し出る手続きについては、規約に明記がありません。
そのため、引っ越しを機に在籍店舗を変えたい場合は、まず在籍店舗に相談してください。店舗ごとに案内が異なる可能性があります。
相談するときに聞いておきたいのは次の点です。
- 会員から移籍を申し出ることはできるか
- できる場合、手数料はかかるか
- 移籍が反映されるタイミング
- 移籍先の店舗の会費はいくらか
- ロッカーなど付随契約の扱い
移籍先の店舗の連絡先は、公式サイトの店舗検索ページから調べられます。会費は店舗ごとに違うため、移籍前に金額を確認しておくと想定外を防げます。
引っ越したら、住所変更の届け出が必要です
見落とされやすいのがこれです。
規約では、入会申込書等に記載した内容に変更があったときは、速やかに在籍店舗で所定の手続きにより変更を届け出ることと定められています。住所や連絡先が変わったら届け出が必要です。
これを怠ると影響が出ます。店舗からの通知は、届け出のあった最新の住所やメールアドレス宛てに行われ、発送した時点で効力を持つとされています。届かなかった場合や遅れた場合でも、店舗側は責任を負いません。
移籍の通知や会費改定の告知も、この連絡先に届きます。引っ越したら早めに届け出てください。
移籍・他店舗利用・退会の使い分け
状況ごとの目安です。
| 状況 | 向いている選択 |
|---|---|
| 出張や旅行で、たまに別の店舗を使う | 他店舗利用(在籍店舗はそのまま) |
| 引っ越して、今後は新しい店舗が中心になる | 移籍を店舗に相談 |
| 引っ越し先に店舗がない | 退会を検討 |
| 数か月だけ通えない | 休会を検討 |
出張や旅行で別の店舗を使う場合の条件は、他店舗利用の記事にまとめています。
引っ越し先に店舗がなく退会する場合、手続きは在籍店舗への来店が原則です。遠方で来店が難しいときの扱いは規約に定めがないため、早めに在籍店舗へ相談してください。退会の手順と締め日は別の記事にまとめています。
しばらく通えないだけであれば、休会という選択肢もあります。退会と休会で締め日が1か月ずれる点には注意が必要です。
手続き前に確認しておきたいこと
規約は日本国内のエニタイムフィットネスに共通して適用されますが、金額と運用は店舗ごとに定められています。動く前に、次の点を確認しておくと想定外を避けられます。
- 移籍先の店舗の会費
- 移籍先の店舗の設備とスタッフ受付時間(店舗ごとに異なります)
- ロッカーなど付随契約の解約手続き
- 住所変更の届け出方法
- 移籍を自分から申し出られるかどうか
よくある疑問
引っ越したら手続きは必要ですか
住所変更の届け出は必要です。在籍店舗で所定の手続きを行ってください。通う店舗を変えるかどうかは別の判断になります。
移籍すると会費は上がりますか
移籍後の店舗で定められた会費になります。規約には高額となる場合もあると明記されています。上がるか下がるかは店舗によるため、事前に金額を確認してください。
移籍に手数料はかかりますか
規約には移籍の手数料についての定めがありません。店舗ごとの運用になる可能性があるため、在籍店舗に確認してください。
移籍せずに新しい店舗を使い続けられますか
会員はすべてのエニタイムフィットネスを利用できます。ただし他の特定の店舗を主に利用していると判断された場合、通知によって自動的に移籍させられることがあります。
ロッカーの荷物はどうなりますか
ロッカー等の付随契約は移籍後の店舗に引き継がれません。荷物の引き取り期限や手続きは、移籍前の店舗に確認してください。
公式の案内は、エニタイムフィットネスのよくあるご質問ページにもまとまっています。
まとめ:退会する前に、移籍を検討する
店舗が変わるときに押さえる点は次のとおりです。
- 引っ越しても退会は不要。会員は国内のすべての店舗を利用できる
- 他の店舗を主に使っていると、通知によって自動的に移籍させられることがある
- 移籍すると会費は移籍後の店舗のものになり、高くなる場合もある
- ロッカー・水素水などの付随契約は引き継がれない
- 会員から移籍を申し出る手続きは規約に明記がないため、在籍店舗に相談する
- 引っ越したら住所変更の届け出を忘れない
やめるかどうかで迷っている段階であれば、退会・休会・移籍の選び方から確認すると判断しやすくなります。
まずは在籍店舗に、移籍を申し出られるかと移籍先の会費を確認してください。
※本記事は、エニタイムフィットネス利用規約(2025年11月1日改訂版)および公式サイトの内容をもとに、2026年7月28日時点で確認して作成しています。
※会費・設備・受付時間・運用は店舗によって異なり、変更される場合があります。最新かつ正確な内容は、在籍店舗または公式サイトでご確認ください。
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